サジェスチョン・サービスのポイント
サジェスチョン・サービスとは
サジェスチョン・サービスとは、
お客様に料理や飲み物のオススメをすることを言います。
プロというのは単に接客態度が素晴らしく
業務をこなせるだけがプロではありません。
このサジェスチョン・サービスで結果を残せる人こそ
真のプロだと思います。
成功させるためには積極的な行動と
正確な商品知識が必要です。
商品知識のまとめ方
いくつか種類があるのでまとめます。
商品知識を集める
料理の名前の由来、使っている食材とその産地、調理方法等を
リストアップし知識として蓄えます。
特徴を考える
その商品の「ウリ」を考えます。
ターゲットによって変わることを理解します
商品提案トークを考える
「ウリ」を考えても伝え方を考えなければ
意味がありません。
お客様に魅力が伝わるような表現方法を考えます。
わかりやすく説明するための5つのポイント
商品提供トークを向上させるポイントを
5つ書きたいと思います。
- 何を言うべきかはっきりさせる
- お客様がわかる言葉で話す
- 具体的に話す
- 整理して順序よく話す
- 明確な発音を心がける
様々な応対話法
お客様に印象よく聞こえる話し方について
代表的な「応対話法」を紹介したいと思います。
賞賛法
誰でも褒められて悪い気はしません。
お客様の良いところをさりげなく褒めていきます。
ただしとってつけたようなお世辞はかえって逆効果にも
なりますので注意が必要です。
お客様が話しているときに「えっ‼」等の感嘆の言葉も
この賞賛法に当てはまります。
質問法
お客様に質問をして好みやタイプを探っていきます。
ただしプライベートな質問は嫌がられる可能性もありますので
注意が必要です。
「お仕事帰りですか?」等の質問をしながら
タイプを探っていきます。
提案法
お客様の中でたまに注文が決まらず迷っているお客様もいます。
そんな時にこの提案法でメニューを提案し決断を促す方法が
この提案法です。
マイナス・プラス法
2つのことを伝える時、どうしても後に来るほうが印象に残ります。
したがってプラス要因とマイナス要因の2つを伝える時は
先にマイナス要から伝え、後にプラス要因を伝えます。
「こちらのメニューは、たくさんのお野菜を召し上がっていただけますが、
少しお時間を頂きます」よりも
「こちらのメニューは少しお時間を頂きますが、
たくさんのお野菜をお召し上がって頂けます」
のほうが印象が良くなるという方法です。