"憩処”シペブロ

いらっしゃいませ!!ご来店ありがとうございます。月間288時間休みの飲食店社員!主に趣味のゲームの感想や攻略を書いていきます。~存分に楽しんでってください~

飲食店のプロモーションの知識を勉強しておく。

飲食店は景気に左右されやすい業種で

経営をうまくいかせるためには

販売促進が必要不可欠だと思います。

 

そんな販売促進(プロモーション)を少し勉強したいと思います。

 

 

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飲食店のプロモーションの勉強

そもそも販売促進とは?

チラシや広告付きのティッシュ、割引券付きのDM(ダイレクトメール)に

期間限定CMなどの、「購買意欲」を高める活動を販売促進(=販促)と言います。

 

様々な年中行事やイベントの日程、給料日やボーナス支給時期など

お客様の懐具合も考えたうえで計画されます。

どんな手法で用いれば、最小の費用で最大の効果が上がるのかを

データを取っておく必要と、情報分析が必要です。

 

プロモーションを考える時にはまず自店の特性を見極める。

販売促進にあたっては大切なのは、自分のお店がどんな店なのかを

十分に知ることが必要です。

様々な要素がありますが、販売促進上で重要なのは

立地と人の流れと時間帯です。

 

次にそれぞれの項目を見ていきます。

 

飲食店の特性で立地の特性とは?

まず自店が駅前にあるのか、または繁華街の奥まった場所にあるのかで

販促手法には差が出ます。

前者の場合、駅前は競争が激しく、同業店が並ぶので

店構えやきれいな看板などで目立つ工夫が必要です。

駅の出口で、飲食店のスタッフがチラシを撒く姿もよく見られます。

 

後者の場合、まずその存在を知ってもらうことから始めなくてはなりません。

ビルの案内や、宣伝媒体の中で店の存在をアピールすることが必要です。

同業者が並ぶことも少ないので、同じビル内のレストランと

統一したビラ作りや案内掲示をしたり、イベントを行ったりすることで

集客につなげることが出来ます。

 

飲食店の特性で人の流れ・時間帯とは

立地と関連して、時間帯による人の流れも重要な要素です。

オフィス街のように、昼は人が多いけれど、夜はさっぱりという

場所もあれば、逆に夜は人が多いけれど、昼はさっぱりという場所もあります。

 

どちらにしても

人の少ない時間帯のお客様をどう増やすかを考える必要があります。

 

昼間のランチが繁盛するお店なら、

夜の時間帯のメニューをチラシにして夜も楽しめることを知らせたり、

逆に夜が強いお店なら、ランチの割引券を配るなどの販促が必要です。

 

プロモーションにはお客様の特性からという観点もある。

これは営業品目やサービス形態(和食なのか洋食なのか、

フルサービスなのかセルフサービスなのか)との関連が一番大事ですが

立地との関係も密接です。

 

男性客が中心なのか、またお客様が比較的広域から来ているのか

そして、固定客なのか、一元客がメインなのかと自店を分析することが必要です。

 

分析する手段としてアンケートを実施してもいいと思いますが、

やはり現場に出て、感覚的にお客様情報をつかむほうが

優れているような気がします。

 

飲食店ではこの初回来店をいかにして

再来店してもらうかが一番重要です。

 

そのためのポイントは高いレベルのQSCAを

維持すること以外にはありません。

 

飲食店では固定客が固定客を生むこの循環が大切なのです。

 

様々な飲食店のプロモーション一覧

一般的な販促ツールを整理しておきます。

店やお客様の特性を把握したうえで使い分けることが大切です。

 

新聞折込広告・街頭配布チラシ・ポスター
開店の案内・新メニューの告知・クーポン券として用いられます。
DM(ダイレクトメール)
再来店を促すのに効果的です。日頃のご利用に感謝の気持ちを表し、特別割引券等をつけます。
ポイントカード
再来店を促すのに有効です。会計額から値引き、景品交換などで、ポイントを貯めたいと思わせる仕掛けが必要です。
インターネットの利用
メールマガジンの配信、プレゼントの応募等で、利用者をデータ化することが出来ます。
雑誌・グルメ本・テレビ
取り上げられるだけの話題性が必要ですが、取り上げられると、お客様から信用を獲得すること出来ます。
パブリシティーという店自らマスコミに取り上げてもらうために積極的に働きかける方法もあります。
クーポン誌
街頭やコンビニ等で配布されるクーポン誌は、割引や特典が前提で発行されているため、お得感が強いのが特徴です。
懸賞・プレゼント
お客様データを得るのに有効な手段です。いかに注目してもらえるかがポイントです。