飲食店のチームワークを高めるための褒め方、叱り方。
こんにちは
sipelです。
今回はチームワークについて書いていきたいと思います。
まずチームワークとは一体何でしょう。
チームで仕事をする以上、はっきりとした成果が必要です。
成果を上げるためにはチームワークが必要で、
ここでは良いチームになるための3つの要素を書きます。
チームに必要な3つの要素とは
- （１）共通の目標を持つ
- 様々な人が集まり、それぞれが力を発揮するためには
共通の目標が必要です。
会社では「経営理念」に基づいた目標を
スタッフで共有しその達成の為動きます。 - （２）協働する意欲
- 協働する意欲とは「みんなで一緒に頑張ろう」と言う気持ちです。
自分の力をチームに捧げる気持ちが必要です。 - （３）意思や行動の調整
- 意思や行動がうまく調整されていないと空回りすることがあります。
スタッフとコミュニケーションを通じて、考えるべきことを調整していきます。
チームワークとパートナーシップの違い
パートナーシップとは「命令」や「上下関係」ではなく、
「対等」に「お互いを尊重する」という気持ちをもとにした
協力関係のことです。
チームワークはリーダーという「上下関係」や「命令」が
あるためここが違うポイントとなります。
チームワークのリーダーの役割
リーダーとはチームとチームと一人一人のスタッフが
目標を達成するのに影響を与えられる人のことです。
3つの役割がありますので紹介します。
- 部下・後輩に目標を示し、仕事を割り振り仕事に必要な情報を与えます
- 職場における人間関係を良好にします
- 部下・後輩の能力開発に心がけます
リーダーが心がける8つのポイント
まずリーダーにはお手本となるような基本的な
スキルは必要となります。
そして優れたリーダーになるためには
8つのポイントを実践していくことが大事です。
優れたリーターになるための8つのポイントを紹介します。
| １、安心感を与える | 「何があってもリーダーに守ってもらえる」という安心感がある環境を作ります |
| ２、褒める | 褒めることによってスタッフに感謝の意を示しながら、一人一人に方向性を示す |
| ３、叱る | 指示や命令に従わないスタッフを叱り、仕事のやり方を改善させる |
| ４、情報を収集する | お客様、スタッフ、取引先と綿密な関係を築き、直接情報を収集して、次の一手を考えます |
| ５、仕事を割り振る | スタッフをよく観察し、適度に難しかったり、量を増やしたりしてチャレンジさせます |
| ６、話をよく聞く | 仕事をし「ながら」話を聞くのではなく、きちんと向き合い話を聞きます |
| ７、仕事を任せる | スタッフを信頼し、出来る限り権限を与え、仕事任せます |
| ８、本音のミーティング |
仕事のミーティングではなく、立場を超えるミーティングの場を設ける |
スタッフが育つ褒め方
スタッフを大切に思い、成長してもらいたいと思っているなら
まずは「褒める」ことが大切です。
スタッフからしてみるとリーダーというのは
怖い存在や、煙たい存在に思っている人もいます。
ですので「褒める」ことにより
まずはリーダーの話を聞く準備ができるのです。
最初は耳しか傾きませんが徐々に心が傾いてくるのです。
「褒める」ためにはスタッフの仕事ぶりを
よく観察しておく必要です。
「褒める」ためによく観察しておくだけで
スタッフから見れば「自分を褒めようとしている」
と感じてくれる効果もあります。
褒め方には2種類あります
褒め方には「相手の立場で褒める」と「自分の立場で褒める」
の2種類があります。
例えばあ「相手の立場で褒める」だと
・いつも頑張ってるね。
です。
「自分の立場で褒める」だと
・○○さんはいつもがんばってるね。私も見習わなくちゃ。
という言い方です。
「相手の立場で褒める」だと
主語が「あなたは」になり
「自分の立場で褒める」だと
主語は「私は」になります。
「自分の立場」で褒めたほうが相手は素直に受け止めてくれるので
褒める時は「自分の立場」で褒めるようにしましょう。
スタッフにはどんな時に叱るのか。
スタッフの中には、いろいろな経験があり、
その過去の経験が絶対正しいと考え、
やりかたを変えない人がいます。
このような場合、指示や命令に従っていないことが
わかった時点で、そのスタッフを個別に呼び出し
なぜ指示に従わないのかを聞き出すことが必要です。
その時に決して、感情的に怒らない、
人間性を否定するような言い方をしないことです。
そのスタッフが納得するまで教育する必要があります。
決して先にこちらが折れてしまってはいけません。
まとめ
今回はスタッフの褒め方、叱り方について書きました。
褒め方としては
「自分の立場」で褒めることが重要で
具体的には褒める時に主語が
「私は～」から始まっているかが重要です。
叱り方としては
決して大勢の前で叱らない、
感情的にならない、そして
まずは相手の話をきっちり聞く姿勢を持つ
ということが重要です。
私も普段の話し方について
振り返ってみたいと思います。
sipel
