会社を辞める時はよく考えて。人材不足と世間では言われているが、果たして自分は本当に社会に必要とされるスキルを持っているか。
こんにちは。
sipelです。
今回は私の自己紹介をただただ書いていきます。
私は現在30歳になり、今は無職です。2019年8月末に居酒屋の正社員を辞め、
今日まで転職活動を行ってきました。
私は高校卒業後文系の大学に進学しそこで9年かけて卒業しました。
その間何をしていたかと言いますと、アルバイトをして学校よりもアルバイト優先みたいな生活をしていました。
高校2年くらいから飲食のアルバイトを始め、内気だった私は何も知らずに居酒屋のバイトを始め、周りの活気に圧倒されたのを覚えています。
その中にオタク?みたいな私はコツコツとバイトを頑張っていき、入って
数か月でバイトリーダーに推薦されたのを覚えています。
当時の店長は前歯がなくヤクザみたいな人で怖かったですが、信頼されていると思い、
バイトに夢中になっていったのを覚えています。
学校の授業中もバイトのことを考えたりしていてだいぶハマっていましたね。
お金を稼ぐというより、楽しいから働いているというほうが強かったです。
高2の夏位に入ったのですが、その年の冬位にはやめました。
当時はだいぶ天狗になっていて、周りの先輩方からは煙たがられてそれが嫌になり辞めました。
そんななか翌年の1月に私が一緒に働いていた社員が新店の店長になるということで
一緒に働かないかと電話があり、バイトも決まってなかったものですから、
一緒に働くことを決めました。
オープニングスタッフの中私は少し遅れて入ったので、そこでも当時の私のイケイケに
周りからは煙たがられていたと思います。
そんなバイトを辞めずに掛け持ちという形で大学生になってからもバイトを転々としていました。
私が決めた大学は夜間だったので、居酒屋のバイトは深夜の方に移行しました。
大学が終わればバイト行って朝方に寝るみたいな生活は当時、人と違っていてなにかいい気分でした。
バイトも焼肉屋のバイトで深夜だったので、店長もおらず先輩とマイペースに仕事をしていたのを覚えています。
最初はそういうサイクルで学校もバイトも頑張ろうと思ったのですが、
徐々に学校に行かなくなり、バイト生活をしていたのを覚えています。
そんな時に以前一緒に働いていた(今でも付き合いはあります)先輩にこっちで働かないかと声をかけてもらい、とりあえず掛け持ちで始めてみるかと思い、面接に行きました。
するとちょうど働く店のオーナーの友達が店を出すということでそっちで働いてみるという声をいただき、その友達のオーナーと一緒に働くことになりました。
そのオーナーには自分は掛け持ちであることを伝えるとこっち1本で働きという強いオファーがありバイトを1本にしました。
新店1号店だったので、ここで成功していけば自分は将来いいポジションに着けると思い自分が学生であることは言わず、休学をして正社員並みに働きました。当時25歳くらいだったと思います。
そうして1年がたち、休学期間が終わるころに自分は悩みました。
このまま学校辞めてこっちの店で働いていくか、それともここを辞めて学校に戻るか。
経営自体はうまく行っていたのですが、オーナーとの金銭トラブルもあったので
結局店を辞めることにしました。
辞めてとりあえず学校に戻り、多少バイトもしないとと思い、大手の居酒屋チェーンで働き27歳の時に大学を卒業しました。
その時自分は留年もしているし、もう27歳で社会経験もないし就職活動してもうまくいかないと思っていましたしどうしようと考えていたら、たまたま大学に来ていた転職エージェントさんに出会い、そこから飲食関係で就活しました。
後日何社か求人を上げてくれ面接の日程調整を行っているときに試しにここの会社受けてみたらとレストラン事業の会社を受けました。
面接当日、大きな会社の本社で1次面接ということで緊張をしながら受け、適正テスト、面談を終え、いい練習になったと家に帰っているとエージェントさんから電話があり、採用なのでぜひうちに来てほしいと連絡がありました。
条件としては今後受けようと思っている会社はすべてなしにしてもらうということでした。
採用通知を聞いたときはうれしかったですが、同時に自分としては練習で受けたつもりだったので迷いました。
迷った結果、その会社に行くことを決め、最初の会社が決まりました。
そんなこんなで27歳で会社の新卒採用で入ったのですが、同期はもちろん皆年下。
8人いたのですが年齢で私はかなり浮いていたと思います。
会社の初の試みで新卒を海外に行かせるということで、
私は当時海外に何も興味がなかったのですが、誰も海外に行きたいと手を上げないので
周りに流され手を挙げて海外に行くことになりました。
人生初の海外ですべてが緊張していました。
実家から出たこともない私でしたので社宅での生活、仕事は店舗での勤務だったのですが、言葉はわからず当時は精神的にもすごく不安定な状態だったと思います。
帰国後が日本の店舗で勤務していたのですが、やりがいを感じず1年7か月で辞めてしまいました。
辞めた後はもっと小さな飲食会社で働こうと焼き鳥屋に応募しました。
その面接でも一回で内定をもらいすぐに正社員として働きました。
入る前から思っていたことですが、小さな会社だけあって労働時間は一日基本12時間という長時間労働でした。
やっていくうちに慣れてくるとおもったのですが、やりがいを感じるよりもこの長時間労働が嫌だと思うほうが強くなり、結果8か月で退職しました。
会社をすぐ辞めているという経歴
その後は今の無職になったのですが、辞めてから1ヶ月はとにかく家でゆっくりしました。
仕事なんてすぐ見つかると思っていました。
辞めてから2か月目に入り、今まで飲食店でしか経験がないのですが、未経験の業界にも受けてみようと思い、いろいろな業界を受けました。50社くらい書類を送り、そのうち面接まで行けたのは10社ほど。。内定は0。
約1ヶ月転職活動で動き、この結果にかなりショックでした。
未経験の募集なのになぜ入れない。。
時には面接まで行ったのですが履歴書を捨てられるくらい悲しくて悔しい面接もありました。
やはり自分が経験した飲食じゃなきゃ厳しいのかと思い、3か月目からは飲食店の面接も応募するようにしました。
飲食店は基本書類選考とかなく面接までやってくれる会社が多く、今まで10社ほど面接に行きました。結果はとりあえずアルバイトからのスタートからというのは1社もらえました。しかしそこは長時間労働の現場です。あまり行こうとは思っていないのですが、飲食店もなかなか採用をもらえない。
面接のときに聞かれる、前職の退職理由や前々職の退職理由が響いてきます。
当時は1社目の退職理由はもっと調理に携わりたかった。
そして2社目調理の仕事はできたけれど、長時間労働で8か月で辞めたとなれば
それは企業は採用を嫌がるでしょう。
だからといってすぐ会社をすぐ辞めた理由なんていいものないでしょう。。
ましてやそれでもまた飲食に応募してきて、当社を選んだ理由はなんて聞かれたら、
答えに詰まってしまいます。
大手の管理に特化した仕事でも辞め、小さな会社の調理や接客に特化した仕事も辞め、
それでもあなたの会社で働きたいんです。
なんて誰も見てくれないですよ。しかも年齢も30歳。
他業界に飲食業界は嫌になり、未経験で新しくスタートしたいと思っています
って言っても現実は厳しく、経験した飲食業界でも厳しく。
今まで自分がどれだけ世間を知らずに生きてきたのかが無職になるとわかります。
それでも私は同じく長時間労働のアルバイトスタートからの会社を選ぶか、それとももっといい会社を見つけるため転職活動を続けるのか、どちらかを選びます。
私にはそのくらいの選択肢しかできないのです。世間が人手不足だと言われても。
もしあなたが今会社を辞めて転職しようと考えているのなら、
今一度よく考えてみてください。
私も現職中に求人サイトに登録しておき、求人をよく見ていました。
その中には素晴らしくいいことを書いてある求人もあります。
中にはスカウトメールと言ってあなたに求人サイトを通して
オファーが来ます。そのオファーを読むと、私はこっちで働いたほうが良いのでは
考えてしまいます。オファーが来ることは誰かに必要とされうれしい気持ちになります。
けれど今一歩考えてみてください。
いくらオファーが来ても私みたいにじゃあ会社を辞めて、そちらで働きますと
応募しても実際はなぜ前職を辞めたという面接ばかり待っています。
石の上にも3年という言葉は好きではないですけど、
実際3年くらい会社に勤めないと、印象はすぐ辞めるやつです。
そうなるとあなたにオファーが来ても会社を選ぶ選択肢はほぼありません。
今一度よく考えることをオススメします。
sipel