【LoR】アプリ・レジェンド・オブ・ルーンテラ”フレヨルド”のチャンピオン背景
【LoR】の地域”フレヨルド”の基本情報や
チャンピオンの背景をまとめてみました。
【LoR】の知識をさらに深める内容となっていますので、
興味のある方は参考にどうぞ。
この記事の目次
”フレヨルド”の基本情報
フレヨルドは過酷で容赦ない地であり、あらゆる困難を耐え抜く生まれながらの戦士達が暮らしている。
誇り高く独立心が極めて強いフレヨルドの部族は、近隣諸国から野蛮で無骨な”未開”の民と思われている。
この地には古の神々や謎めいたイエティ、飽くこと無きスピリットウォーカーのシャーマンについての話が、伝説として語り継がれている。
今ようやく平和的な未来を求めて、アヴァローサンの若き女王”アッシュ”に忠誠を誓い始めている。
”フレヨルド”のカードの特徴
大型ユニットが多く、
ゲームの終盤に勝利を目指すカードが多い。
序盤は”凍結”などで耐え凌ぎ、
終盤は”オーバーパワー”で押し切る戦法が主流である。
序盤をいかに耐えきれるかが
勝負のカギとなる。
”フレヨルド”のチャンピオンカードの背景を紹介
【LoR】地域”フレヨルド”に登場する、
チャンピオンの背景を紹介します。
フレヨルドの漢気”ブラウム”
子供の頃からブラウムは、周りの若者より飛び抜けて体が大きかった。
母親はそんな彼に、体格がいいからと言って他の者を脅かしたり虐めたりしないように教え諭した。
ブラウムがまだ幼かった頃、氷の巨人がある近隣の部族を破滅に追いやった。
その部族は昔から、ブラウムの一族が飼っていた家畜を餌食にしてきた民だった。
にもかかわらず、母親は生存者の救助を急いだ。
初めはブラウムには理解できなかったが、それからその部族は終生の盟友となり、母の言葉「全てのフレヨルドの民は一つの家族」の意味を理解した。
大人になるにつれブラウムは、誰とでも気取らずに親睦を深め「希望」を体現する人物となった。
歳月が流れ、ブラウムは蛮族のトリンダメアを目にした。
自身の価値を証明しようと、彼は立ち向かう者を片っ端からなぎ倒していた。
ある決闘で勝利が決まったにも関わらず、決闘相手を殺害しようとした。
ブラウムは盾を構え戦士の前に割って入った。
正気に戻ったトリンダメアはブラウムのユーモラスな性格が気に入り、お互いの健勝を祝って笑いながら盃をかたむけていた。
ブラウムは誰の事も敵とは思っていないが、何故反感を持たれるのか、どうして自分の手に入れたものについて彼らがそれほどまでに強い関心を持つのか理解できずにいる。
氷の射手”アッシュ"
争いが絶えないフレヨルド北部。凍てつく風が叫び声のように吹き荒れるこの極寒のツンドラの地にアッシュは生まれる。
この地に根付く先祖伝来の魔力と「真なる氷」の力を扱う稀有な能力を備えたアッシュは、母親の跡を継ぎ次期族長になると誰もが考えていたが、本人はそのような名誉を望まなかった。
彼女が感じていたのは疎外感と重圧と孤独だけだった。
アッシュが唯一心を休める事が出来たのはアイスボーンの少女”セジュアニ”と一緒に過ごす時だった。
しかしこの時間は不意に終わりを迎えてしまう。
セジュアニの祖母とアッシュの母の友好関係が突如破綻してしまう。
さらにアッシュの母は他部族の領土に対し無闇に襲撃を仕掛け、殺害されてしまう。
部族が壊滅状態に陥る中アッシュは逃亡を強いられた。
アッシュは逃亡生活の中で自分の名を上げていった。
彼女は部族の人々の慣習を良しとせず、新たな部族を作り名声を広めていった。
多くの人々はアッシュが再びフレヨルドを統一する事を運命付けられた伝説そのものであると信じ始めた。
アッシュは自身の伝説を利用し、豊かな土地を持つ有力な諸部族達と同盟を築いていった。
アッシュは戦士トリンダメアと出会う。
トリンダメアは自分の氏族がより強力な部族の屁護を受けるに値すると証明すべく、ありとあらゆる戦いの場にその身を投じていた。
多くの者がトリンダメアは闇の魔力に侵されていると疑ったが、アッシュはトリンダメアが誓うのであれば彼の同胞宗家入れると申し出る。
トリンダメアはこれを受け入れた。政略結婚であったが二人の間には愛情が芽生えていった。
アッシュは今最大の部族連合の長として君臨している。
しかし、様々な脅威にさらされた危うい平和の上にそれは成り立っている。
極北の激憤”セジュアニ”
セジュアニは政略結婚によって生まれた子供だった。
セジュアニは母の代わりに祖母のハイヤンによって育てられる。
夏になるとセジュアニは最も有名な戦士グレーナの家に滞在させてもらっていた。
また、グレーナの娘”アッシュ”ともただ一人セジュアニが心から友達だと思える仲になっていた。
ところが、幼いセジュアニに対する祖母の扱いについてグレーナが疑問を投げ掛けた事が原因で関係を全て断ち切ってしまう。
その後セジュアニの部族は近隣部族に攻撃を仕掛け、部族破滅を近づけてしまう。
セジュアニは再び戦母としての地位に復帰するが、残ったのは狩りの獲物もほとんどいないような土地と、幾ばくかの希少資源だけだった。
その為セジュアニの部族は高圧的なフロストガードの保護に頼る事を余儀なくされた。
これを不服としたセジュアニは母からリーダーの座を奪い取る事を決意する。
彼女はノクサスの軍艦に対して危険な奇襲を執行する事を神前に誓う。
この激しい戦闘の最中、セジュアニは猪を一頭助け出し「ブリストル」と名付けた。
猪は見た事ないほど大きな猪に成長し、セジュアニに付き添う事になる。
奇襲は成功し一族の覇権を巡って母親に直接戦いを挑んだが、戦いの前に母親が死んでしまう。
セジュアニは自らの力を確固たるものにする。
いくつかの季節が過ぎ、セジュアニの前に立ち塞がる者はことごとく侵略、征服されていった。
最終的にセジュアニは、少女時代の友アッシュが立ち上げた部族連合を打倒する事を目標に掲げる。
セジュアニは、フレヨルドを統治する資格があるのは自分だけだと証明するつもりなのだ。
氷の不死鳥”アニビア”
古代よりフレヨルドを見守る守護神のアニビア。
アニビアは雪と吹雪を巻き起こして故郷に害をなす者たちを避ける。
永遠に生と死、そして再誕を繰り返しながらフレヨルドの番人としてアニビアは昼夜問わず警戒する。
アニビアは自らの存在理由を決して忘れてはいない。
何があろうとも、何を犠牲にしてもフレヨルドを守り抜く。
フレヨルドにて人間の各部族が手を結び一つの強大な部族として団結するのを目にした。
アニビアの守護を受け一族は栄華を極めた。
しかし彼らの結束は長く続かなかった。
一族は三つの勢力に分裂し、互いに戦う狂乱の時代を迎える。
アニビアは分裂した三つの部族の一つの長であるアッシュと出会い仲間となる。
アッシュもまた、民の団結こそがフレヨルドの果てしない争いに終止符を打つ道だと信じる同士であった。
アニビアは平和を実現する為の戦いに備えている。
いつの日か悪の存在は氷の下から姿を現すだろう。
その時には必ずやこれを討たねばならない。
たとえいかなる犠牲を払うことになっても・・・
孤高の蛮王”トリンダメア”
トリンダメアの部族が生活の基盤を構えた地は、一年中雪の解けない地だった。
トリンダメアにとって世界はただただ命を繋ぐ事の厳しさを教えてくれる場所だった。
資源に乏しく鎧を作れるだけの原料がない為、一族は巨大な剣の製造に資源をまわした。
トリンダメア自身も屈強な戦士へと成長したが、その力が本当の意味で試練を受けたのは厳寒期の夜に起こった凄惨な出来事での事だった。
身を切るような極寒の闇の中、角を生やした巨大な何者かが集落にその影を落とす。
それはフレヨルドに生息する生き物では無かった。
最初の犠牲者となったのは、その場に跪いていた者達だった。
侵入者が生ける剣を振るうのを見て、トリンダメアは自分の剣を振りかざすと雄叫びをあげて挑みかかった。
黒い影はまるで虫を払うようにトリンダメアをはたき飛ばした。
トリンダメアは屍の中に倒れ込み観念した。
生き物の言葉を必死で理解しようとしたが、生命力が尽きようとする中でトリンダメアの記憶に焼き付けられたのはその生き物の笑い声だけだった。
だがその夜トリンダメアは死ななかった。
トリンダメアは必ずや復讐を遂げると心に決めるのだった。
トリンダメアは復讐に集中する為、そして部族の価値を示すため戦った。
これがアッシュの目にとまる。
アッシュはこの地を統治する為に、次々と立ちはだかる敵を物ともせず打ちのめせるような人物を探していたのだ。
トリンダメアはアッシュと血盟を結び、トリンダメアの部族はアッシュに受け入れられた。
アッシュと時を過ごすにつれ、トリンダメアの憤怒も抑制され二人の間には嘘偽り無い愛情も育まれていった。
しかしトリンダメアはいつしか、未来の不確かさに目を向けるようになる。
フレヨルドの地平線の向こうに戦争の火種が燻り始めている事に気づく。
女王の傍に侍ることは結局のところ、自分に定められた運命では無いのかとトリンダメアは疑念を抱き始めている。